東国原英夫氏 あの名物コーナーがきっかけで届いた仰天オファー「3階から飛び降りて…」
2023年12月23日 20:42
芸能
![東国原英夫氏 あの名物コーナーがきっかけで届いた仰天オファー「3階から飛び降りて…」](/entertainment/news/2023/12/23/jpeg/20231223s00041000494000p_view.webp)
当時は生放送。午後1時から2時のオンエアで、熱湯風呂のコーナーは1時25分前後と決まっていた。「大道具さんが1時には作っておくんです、熱湯を。60度から70度くらい。それを時間をかけて冷やして、50度くらいが(入る)限界なんです」。分刻みの段取りでプロのリアクションを見せるはずが、ある収録の時は熱湯風呂の前に登場する歌手が到着せず、まさかの前倒し。「僕ら(段取り)知ってますから。ウソ、そんなのある?って」とその時の心境を悲しそうな顔で明かした。
普段より明らかに高温のため、スタジオ中に湯気が立つ異様な感じに。「僕ら、パスはないんで。その時に(水槽の)角に立って“押すなよ”って言ったのが僕なんですよ」。60度を前に躊躇し、「自分の呼吸で入るから」と粘っていたものの、最後はビートたけしに「早く、入れ」と後ろから押される「お約束」で飛び込んでいった。
その収録で、ゲストに来ていたのが、世界的なアクションスター、ジャッキー・チェンだった。「ジャッキー・チェンが(水槽に)温度計を入れたんですよ。で、アンビリーバボーって言って。この中に入るのか、本当か?」。数々のアクションをスタントなしでこなしていたジャッキーも絶句。そして東国原氏のリアクション芸に大爆笑したジャッキーは帰国後、とんでもないアクションを起こす。
「ジャッキーを感動させたみたいで、帰ってから、香港の映画界に“日本に素晴らしいスタントマンがいる”って。人を介して、オファーが来たんですよ、ジャッキーのスタントマンで」
あまりに豪快な「勘違い」に、今度は東国原氏が絶句する番だった。「3階から飛び降りて、物資の中に飛び込むっていうのが(オファー)。さすがに無理、無理って」と苦笑いで、世界的なオファーを断念したことを打ち明けた。