美川憲一　「おだまり！」が誕生した意外な場所「酔っ払いが…」　驚きのギャラも明かす「破格だった」

　歌手の美川憲一（77）が23日深夜、テレビ東京「二軒目どうする？～ツマミのハナシ～」（土曜深夜0・50）にゲスト出演。名ぜりふ「おだまり」誕生秘話を明かした。 　来年、デビュー60周年を迎える美川。大映ニューフェースとして役者でデビューし、のちに歌手へ転向。「柳ケ瀬ブルース」などのヒットを飛ばした。その後、ものまねのご本人登場をきっかけにバラエティーにも進出した。

　ブレークを繰り返した美川に対し、「TOKIO」の松岡昌宏は「名語録はたくさんおありになるでしょ？“おだまり！”っていうのは完璧に美川さん」と振り返った。

　美川は「あれも温泉場で、1カ月箱で入っている頃。それで1カ月やって“あ～出て良かったわ！”って」と毎日のステージをこなしていたというのが、「酔っ払いがいるからさ、歌なんか聞きやしないのよ。それで“おだまり”“静かにおし”って。びっくりしちゃってさ、お客さんが。それで“いや～面白い！”って」と苦笑。「そこから私のカラーが生まれたの」と笑った。

　その時のギャラについては「1カ月で600万円もらってたの。破格だったの、私」と語った。