“黄金対決”は藤井聡太王将の勝利!羽生九段との超早指し戦制す SUNTORYオールスター東西対抗戦

2023年12月24日 17:04

芸能

“黄金対決”は藤井聡太王将の勝利!羽生九段との超早指し戦制す SUNTORYオールスター東西対抗戦
羽生善治九段(左)を下した藤井聡太王将(撮影・我満 晴朗) Photo By スポニチ
 将棋のSUNTORYオールスター東西対抗戦2023が24日、東京都渋谷区の明治神宮会館で行われ、藤井聡太王将(21)=8冠=―羽生善治九段(53)の注目対決は藤井が77手で勝利した。
 勝った藤井は「思っていた以上に激しい展開になって判断のつかない局面が多い一局。激しく踏み込まれ、(考慮時間の)30秒ではとても判断できない局面になってしまった」と振り返り、羽生は「こんなに序盤から激しくくるとは思っていなかった。まとめ方が難しい将棋だった」と話した。

 今年3回目を迎える同対抗戦は持ち時間は1手30秒以内の超早指し戦。東西から各6棋士が対決する団体戦で、公式戦ではないが、年末恒例のイベントとして定着しつつある。

 対局の合間に行われたトークショーで藤井は今年一番大声が出たような瞬間を問われ「王位戦第4局で頓死したとき」と回答。来年挑戦したいことは「電車の乗り換えで走らないこと」と笑顔で明かした。対抗戦終了後に行われたエキシビションのリレー対局では豊島将之九段と組んで振り飛車を選び、約1000人の観衆を喜ばせた。

 藤井は来年1月7日開幕の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負で菅井竜也八段(31)と対戦する。

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