伝説の「GLAY EXPO」来年6月に10年ぶり復活 TERU「最高の一年にしようぜ!」

2023年12月25日 05:30

芸能

伝説の「GLAY EXPO」来年6月に10年ぶり復活 TERU「最高の一年にしようぜ!」
ポートメッセなごやでアリーナツアーの最終公演を開いた「GLAY」ボーカルのTERU Photo By 提供写真
 4人組ロックバンド「GLAY」が24日、愛知・ポートメッセなごや第1展示館で全国ツアーの最終公演を行った。アンコール中に、デビュー30周年を迎える来年の活動内容を発表。5年ぶりのドーム公演、初の夏フェス出演など盛りだくさんで、激しく突っ走る一年となる。
 「オッケー、名古屋!アツく行こうぜ!」。ボーカルのTERU(52)のシャウトで幕を開けた聖夜のライブ。今回のツアーはライブで披露されることが少ないレア曲が多く、繰り出されるナンバーに観客は歓喜した。新曲「Buddy」のほか、アンコールにヒット曲「とまどい」「SOUL LOVE」などを披露し、その最後に来年の活動内容が映像で発表された。

 30周年に掲げたテーマは「GLAY EXPO」。この言葉は、1999年7月31日に千葉・幕張で開いた伝説の20万人ライブの際に初めて使われた。それ以降、節目の大型ライブイベントの冠に使用。今回は「30周年を通してGLAY EXPOを表現する」としており、まさに一年を通した博覧会(EXPO)となりそうだ。

 目玉は来年6月8、9日に埼玉・ベルーナドームで開かれる記念公演。ドーム公演は2019年に同所で開催して以来、5年ぶりとなる。5月には30周年記念シングル(タイトル未定)を発売、20万人ライブを行った記念日「GLAYの日」の7月31日にも特別企画を準備している。さらに、8月に初めて夏フェスに出演することも決まった。

 30周年ロゴとキービジュアルは、人気コミック「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎氏が手がけた。TERUは大リーグ・ドジャースの大谷翔平らと尾田氏の自宅でバーベキューをするなど親交が深い。尾田氏が描いたイラストは、力強さを感じるGLAYの4人だ。
 ダブルアンコールで「誘惑」を披露し、最後まで熱く盛り上がった名古屋。来年始まる大冒険に向けて、TERUは「最高の一年にしようぜ!」と拳を突き上げた。


 ◇これまでのGLAY EXPO◇

 ▼99年 7月31日に千葉・幕張メッセ駐車場特設ステージで野外ライブ。20万人を動員。「単独アーティストによる有料ライブにおける最多観客動員」としてギネス世界記録に認定

 ▼01年 3カ所で大型野外ライブ。7月28、29日に東京スタジアム(現・味の素スタジアム)で2公演で10万人、8月4日に地元・北海道の石狩市青葉公園で10万人を動員。同11日の北九州市での公演はオールナイトで開催。アジア各国の人気歌手が出演し8万人を動員

 ▼04年 7月31日に大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の駐車場でスペシャルライブ。デビュー10周年とUSJの開園3周年を記念して開催。10万人を動員

 ▼14年 デビュー20周年と東日本大震災からの復興を目的に、9月20日にひとめぼれスタジアム宮城でライブ。5万5000人を動員

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