M－1王者・ますおか増田　M－1敗者復活と決勝の漫才の違い明かす

　お笑いコンビ「ますだおかだ」の増田英彦（53）が、25日放送のニッポン放送「ナイツザ・ラジオショー」（月～木曜後1・00）に出演。24日に開催された漫才日本一を決める「M－1グランプリ2023」を振り返った。 　増田は「漫才って前向き漫才と横向き漫才がある。聞いてほしいんですよねっていうのを相方に言うかお客さんに言うか」とした上で「敗者復活は横向き漫才が多いけど、決勝戦に残ったところは前向き漫才が多い」と話した。

　続けて「令和ロマンも前向き漫才でさや香も前向き。ヤーレンズも途中から設定に入るけど最初は前向き漫才だった。そこは見たときに印象として感じました。分からんけど、同じ笑いの量、笑いのレベルだと前向き漫才の方が強くなるのかな」と持論を語った。

　「ナイツ」の塙宣之も「寄席に出た時に、師匠によく言われた。（内海）桂子師匠にもあんたたち内輪だけで喋ったらダメだよ。お客さんを意識しないとって言われた」とうなずいた。

　増田は「若手の頃って特に、前向き漫才がウケやすい。こいつら誰やねんって思ってる人たちが急に2人で喋り出したら、置いて行かれているみたいな感じがする。自分らに話しかけられていると歩み寄っている感」と説明した。