ミルクボーイが令和ロマンの才能絶賛　松井の父は年収2億近い大企業副社長「でもちゃんと自分でやってる」

　M－1グランプリ2019王者「ミルクボーイ」が25日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。前日に行われた今年のM―1覇者「令和ロマン」について語った。 　駒場孝は「何ですかね…この堂々としたくるまの感じ」と、ベテランの香りさえするボケ担当・高比良くるまの風格に驚き、「でもセンスは今風。昔と今のすごいハイブリットな集合体」と評した。

　大会史上最多8540組の頂点に立ったことから「ミルクボーイを越えたってこと？」と河田直也アナに問われ、「いやいやいや、全然分かってないですね」と駒場。内海崇も「僕らの史上最高得点は抜かれてない」とアピールした。

　令和ロマンは慶応大お笑いサークルに所属していた高比良と松井ケムリで結成、吉本興業のタレント養成所・NSC東京校の23期生。今回の優勝賞金1000万円について、松井は「相方が1000万全部くれたらめっちゃ頑張る、って言うからその場で“あげる”って約束した。どうせ優勝しないと思って言ったんですよ。その賭けに負けた僕が悪いんで、全部あげます」と優勝会見で“男気宣言”をした。

　実は松井の父は大和証券の副社長兼最高執行責任者（COO）で年収が1億8100万円と昨年、YouTubeチャンネル「たっくまん」に出演した際に、明かしていた。優勝会見での宣言もあり、御曹司ぶりがここへきて話題に。だが、駒場は「でもちゃんと自分でやってるって言うてましたから。別に親からどうとかはないです、って」と共演機会も多い後輩をフォローした。

　内海は、2人について「勉強熱心で、先輩のネタとかを袖でいっぱい見てる」とお笑いへの姿勢を褒めた。今回のM－1でも「4本ぐらいネタを持って行ってて、どれをやるか分からんみたいな…戦略もすごいですよ」と解説。「準決勝を勝ち抜いたネタもしてない。トップバッターやからこれをしよう、とか出番順でネタを変える…これはムリです！」とその凄さを語り、「僕らはコーンフレークともなかのネタだけを持って行きましたから」と言って、笑わせていた。