ピース綾部祐二が米国で体験した元ギャングの恐ろしさ「たけしさんの映画でも見たことない」
2023年12月27日 21:10
芸能
男は「オーケー、オーケー」と言って、またしばらくしたら今度は「韓国人だった?」と聞いてきた。そのやりとりを聞いていたDavidが突然、横にあったパーカーをつかんで、その男にかぶせた。そして男の顔をボッコボコに殴りだしたという。みるみるパーカには血がにじんできて、Davidは「日本人だよ。さっきから言ってんだろ。何度も聞くんじゃねえよ」と、その男にキレ始めた。
呆然としてその様子を眺めていた綾部。「まぁ自分が連れてきた友達をコケにされて怒ったんだろうけど、マジで怖くて。まず、パーカをかぶせるというのがヤバい。相手に対する優しさなのか、それとも自分の拳を守りたいのかわかんないけど、あんな急なキレ方、たけしさんの映画でも見たことない」と、その時の衝撃を又吉に伝えた。
そのDavidが急に綾部の方を向いて「おまえもヘラヘラしてんじゃねえよ。日本人だろ」とにらみつけられ「もう、おまえたち、おれの前から消えろ」と言われ、綾部を含むその場にいた数人は店を出たという。
綾部にジョークを言った男は「なんか、ごめんな祐二。コーヒーでも飲みにいこうか」と誘ってきたので一緒に連れ立って歩いていると「でも、あんなに怒ることないのにな。見てくれよ、鼻血が止まんないよ」とそれを機にちょっと仲良くなったという。
「ほんと、日本では考えられないような角度で想像もつかないことが起こる」とニューヨークのある夜の思い出を語った綾部。ちなみにそのバイオレンスな状況が起きている横では、ウォッカをラッパ飲みしながら、その状況に見向きもせず、一心不乱にアメフトを見ている太った男がいたという。アメリカのギャング映画のワンシーンを地でいくような体験をしている綾部に、又吉も苦笑いしか出てこない様子だった。