ピース綾部祐二が米国で体験した元ギャングの恐ろしさ「たけしさんの映画でも見たことない」

2023年12月27日 21:10

芸能

ピース綾部祐二が米国で体験した元ギャングの恐ろしさ「たけしさんの映画でも見たことない」
ピースの綾部祐二 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二(46)が27日までに相方・又吉直樹(43)のYouTubeチャンネルに出演。ニューヨークで知り合った“激ヤバ”の友人Davidのエピソードを紹介した。
 元テキサスのギャングだったというDavidに昔の友人を紹介してもらった綾部。みんなでビリヤードをしながら「日本から来た祐二っていうんだ」と自己紹介をした。すると1人がジョークを交えて「中国人?」と聞いてきたので、綾部は笑いながら「いやいや日本人」と答えた。またしばらくして、その男が「で、中国人だったっけ?」と聞いてきた。綾部は「差別というわけではなく、なんかノリで聞いてきてる感じだったのね。ちょっとめんどくさいけど、まぁ付き合ってやって、だから日本人って言ったじゃんと返したの」と又吉に説明した。

 男は「オーケー、オーケー」と言って、またしばらくしたら今度は「韓国人だった?」と聞いてきた。そのやりとりを聞いていたDavidが突然、横にあったパーカーをつかんで、その男にかぶせた。そして男の顔をボッコボコに殴りだしたという。みるみるパーカには血がにじんできて、Davidは「日本人だよ。さっきから言ってんだろ。何度も聞くんじゃねえよ」と、その男にキレ始めた。

 呆然としてその様子を眺めていた綾部。「まぁ自分が連れてきた友達をコケにされて怒ったんだろうけど、マジで怖くて。まず、パーカをかぶせるというのがヤバい。相手に対する優しさなのか、それとも自分の拳を守りたいのかわかんないけど、あんな急なキレ方、たけしさんの映画でも見たことない」と、その時の衝撃を又吉に伝えた。

 そのDavidが急に綾部の方を向いて「おまえもヘラヘラしてんじゃねえよ。日本人だろ」とにらみつけられ「もう、おまえたち、おれの前から消えろ」と言われ、綾部を含むその場にいた数人は店を出たという。

 綾部にジョークを言った男は「なんか、ごめんな祐二。コーヒーでも飲みにいこうか」と誘ってきたので一緒に連れ立って歩いていると「でも、あんなに怒ることないのにな。見てくれよ、鼻血が止まんないよ」とそれを機にちょっと仲良くなったという。

 「ほんと、日本では考えられないような角度で想像もつかないことが起こる」とニューヨークのある夜の思い出を語った綾部。ちなみにそのバイオレンスな状況が起きている横では、ウォッカをラッパ飲みしながら、その状況に見向きもせず、一心不乱にアメフトを見ている太った男がいたという。アメリカのギャング映画のワンシーンを地でいくような体験をしている綾部に、又吉も苦笑いしか出てこない様子だった。
 
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