羽生九段 電車のホームでイラっとすること「言うとトラブルになっちゃうんで…」

2023年12月27日 21:54

芸能

羽生九段 電車のホームでイラっとすること「言うとトラブルになっちゃうんで…」
羽生善治九段 Photo By スポニチ
 日本将棋連盟会長の羽生善治九段(53)が27日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー2023年をザワつかせたニュース100連発!!」(後6・00)にゲスト出演。前人未到の八冠を達成した藤井聡太王将の強さについて語った。
 藤井王将と実際に対局してどう感じたかと聞かれた羽生九段は「藤井さんの将棋の特徴は非常にミスが少ない。プロと言えども人間なのでミスはするんですけど、その頻度が少ない」と回答。続けて“未知の手”が出てくることも影響するかと質問されると「藤井さんは基本に忠実というか、作戦的なところも最初のうちはセオリー通りに指してくるっていうのがあって。たまに中盤戦とか終盤戦ですごく意外な一手を指すことがあって、それが凄く良い手だったり効果的だったりする。平凡な手を積み重ねていって、すごく大きな分岐点とかで勝負所でみんなが気が付かない一手が指せるっていうことろに強さがある」と分析した。

 また、棋士が長時間集中力を持続させることや感情の起伏を少なくできることについてスタジオから質問が。羽生九段は「子供がちっちゃい時に一生懸命遊んで、なんか楽しかったっていうのも集中力なんで、その短い集中力をだんだん長くしていくっていう感じ」と語った。

 今度はいつも冷静なイメージの羽生九段に「イラっとすることはあるのか」と質問が飛ぶと「列に並ばない人がいるとかですかね。電車のホームとかで、入ってくる人とかいるじゃないですか。言うとトラブルになっちゃうんでいけないんで、並んでほしいなとは思いますね」と身近な一例を挙げた。これにはスタジオから「優しい」と声が上がっていた。
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