NHK紅白歌合戦②　12年ぶり韓国勢スキズ＆セブチが盛り上げに一役

　韓国グループの躍進が今年も光った。大みそかに行われる「NHK紅白歌合戦」（後7・20）には計4組が出場。白組で2011年の東方神起以来、12年ぶりに韓国勢として出場するのがStray　KidsとSEVENTEENの2組だ。 　Stray　Kidsのリーダー、バンチャン（26）は「紅白という舞台に立つことができて心から光栄。皆さんが楽しく年末を過ごせるように精いっぱいパフォーマンスします」と抱負。当日は、恋する気持ちを“事件”として表現したポップなラブソング「CASE　143」の日本語版を披露する。ディズニーメドレー企画にも参戦し、盛り上げに一役買いそうだ。

　対するSEVENTEENは「舞い落ちる花びら（Fallin’　Flower）」を歌う。はかなさを感じる歌詞と、繊細で幻想的なダンスパフォーマンスが魅力。コロナ禍だった20年にリリースした日本語詞のナンバーで、ファンからは「つらかった時期に心癒やされた」などと人気が高い。それぞれの持ち味を存分に発揮し、年末のステージを彩る。