YOSHIKI　紅白歌合戦出場　PATA、HYDE、清春らと特別バンド　ロックスターたちと夢の共演

　大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」（後7・20）にX　JAPANのYOSHIKI（年齢非公表）が出場する。同局から28日、発表された。YOSHIKIの呼びかけに応じた人気バンドマン11人が集結。会場のNHKホールがライブハウスと化す。 　共演するのは、X　JAPANのPATA（58）、YOSHIKI率いる「THE　LAST　ROCKSTARS」でも活動する「L’Arc～en～Ciel」のHYDE（年齢非公表）、元「黒夢」の清春（55）、「SOPHIA」の松岡充（52）ら。90年代からビジュアル系ロックシーンをけん引してきた仲間たちだ。さらにパンクロックバンド「Hi―STANDARD」の難波章浩（53）も出演する。

　曲目や演出などは明らかにされておらず、紅白側は「YOSHIKIが盟友とともに思いを届けるスペシャルなステージ」とだけ説明。バンドでの担当を元に計算すると、ボーカルが5人、ギタリストが4人、ベーシストが3人（難波はボーカル＆ベース）。ドラムスのYOSHIKIを含め、12人編成のスペシャルバンドとなる。

　YOSHIKIは今年、初監督した自身の音楽ドキュメンタリー映画が公開、クラシカルワールドツアーでは米カーネギーホールなどで公演する活躍を見せた。一方で10月、X　JAPANのベーシスト・HEATHさんを55歳の若さで失ったばかり。同局関係者は「誰もが前を向いて2024年を迎えられるようにという思いを届けてくれる」と話している。

　《所属事務所が小学館を提訴》YOSHIKIの所属事務所「ジャパンミュージックエージェンシー」は28日、女性セブンなどの事実と異なる記事により名誉を毀損（きそん）されたとして、発行元の小学館に1億1000万円の損害賠償などを求め、東京地裁に提訴した。

　訴状によると、同誌とニュースサイト「NEWSポストセブン」は2018年以降、ジャパン社がバンドメンバーの報酬を支払っていないなどと複数の記事で報じ、同社の名誉や信用を毀損したとしている。また、10月に死去したX　JAPANのHEATHさんの訃報を巡り、遺族の意向に反する報道があったとしている。