マヂラブ野田、M-1決勝は「運ゲー…全員が準備して、1つも穴がない」

　お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタル（37）と村上（39）が、28日深夜放送の「マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0」（木曜深夜27・00）に出演。日本一の漫才師決定戦「M-1グランプリ」を振り返った。 　野田は、くらげ、シシガシラ、ダンビラムーチョの“システム漫才”が決勝の下位に沈んだことについて、「システムが見えると点数が付きにくくなっている」とし、「ミルクボーイはシステムであんなに褒めたのに。こんなに変わるかね」と話した。

　「M-1を見て、今の漫才ってこうなんだって思う人がたくさんいると思うけど、寄席に来たら何も変わってないです。昔ながらの漫才もやっているし、しゃべくりもあるし。M-1がいくところまでいっちゃっている大会なので、移り変わりが激しいだけ」と語った。

　続けて、M-1を「あれは運ゲー。予選は力がないと上がれない。でも準決勝を勝ち上がったレベルの人たちが挑む決勝は運ゲー」と表現。「決勝はノリでやれるものじゃない。全員が準備して、1つも穴がない。1ミリもスベる確率を減らそうって全部やっている。その上で挑んだ決勝でウケる、スベるがあるのは正直運ゲーとしか言いようがない」と説明した。

　村上も「運ゲーと言わなければ自分たちがかわいそう。何だったんだ、あの1文字を削る削らないの会議はってなる」と頷いた。