笑い飯・哲夫「ほとんどの人が気付いてない」近年のM-1王者を見て思うことは「関西漫才が…」

2023年12月29日 15:52

芸能

笑い飯・哲夫「ほとんどの人が気付いてない」近年のM-1王者を見て思うことは「関西漫才が…」
「笑い飯」哲夫 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「笑い飯」の哲夫(49)が、28日放送のMBSラジオ「笑い飯 哲夫のニュースシャワー年末スペシャル!」(後5・45)に出演。今年の「M-1グランプリ」を見て気付いたことを語った。
 哲夫は令和ロマンが優勝した今年の大会を振り返り「いろんな角度から見る人いるけど、多分まだほとんどの人が気付いてないことに気付いてしまった」と発言。歴代優勝者を紹介した。

 2019年はミルクボーイが優勝。そこからさかのぼると、18年は霜降り明星、17年はとろサーモン、16年は銀シャリと関西弁の漫才師が王者に輝いた。

 ところが、ミルクボーイ以降の20年はマヂカルラブリー、21年は錦鯉、22年はウエストランドといずれも関西弁を使わない漫才師が優勝しており、「令和ロマンも関西弁ではない。関西弁ではない漫才チャンピオンが続いちゃってるんですよ」と近年を振り返った。

 そして「関西弁の漫才師として“おぉい、関西の漫才頑張れよ!”って話ですよ」と関西の後輩漫才師たちの現状を危惧した。

 もちろん「M-1のおかげで良くなったところは、“漫才=関西弁でないと笑いにくい”って変な概念を払拭した。これはほんまM-1のおかげ」と漫才が全国区になり、関西弁以外の漫才師がチャンピオンになることはM-1の功績であるとした上で「だけど、逆の行きついたパターンがここ何年かで生まれてる。関西漫才が標準語に近い漫才に凌駕されてる」と関西の漫才師たちに活を入れた。
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