【紅白リハ】MISAMO　3人で初出場も…誕生日のサナは鼻声「風邪を早く治したいと思います」

　大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」（後7・20）のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールでスタートし、多国籍の9人組ガールズグループ「TWICE」内のユニット「MISAMO」が報道陣の取材に応じた。 　MISAMOは、日本人メンバーのミナ、サナ、モモの頭文字から名前を取った3人組。TWICEとしては昨年まで計4回出演しているが、MISAMOとしては今回が初出場。モモは、日本人最多のインスタグラムフォロワー数を誇る人気ぶりで、サナはそれに次ぐ2位、ミナは6位と、若年層から圧倒的な支持を集めている。

　サナはこの日が誕生日。「昨日福岡でライブをしていたんですが、今日こうしてリハーサルをして、31日にパフォーマンスを披露できるのが楽しみです。私個人としての目標は決めてないんですが、来年日産スタジアムのコンサートが決まったので、頑張りたいと思います」と話した。

　しかし、少し鼻声の様子。「2024年の目標は、今年の目標でもある健康と幸せを第一に考えたいなと思います。さらに健康になりたいと思います。風邪を早く治したいと思います」とはにかんだ。

　TWICEとは違うMISAMOならではのパフォーマンスについて、モモは「TWICEのときは明るくて楽しい感じの曲を披露してましたが、MISAMOとしては大人っぽい、かっこいいステージを見せられるんじゃないかなと思います」とコメント。ミナも「TWICEとしては、MISAMOが初のユニットなので、3人にしかできない準備をしました」と意気込んだ。

　この1年を振り返り「ツアーでいろんなところを飛び回っていたので、いろんなところにいた1年でした。MISAMOがデビューした年なので、いろんなことがあったかなと思います」とモモ。今年の漢字を聞かれると、ミナは「祝」と回答し「MISAMOとしてデビューしてオリコン1位になり、日本で初めてスタジアム公演もさせていただき、来年は日産スタジアム。そして今日はサナちゃんの誕生日なので」と語った。　

　今回の番組テーマは「ボーダレス－超えてつながる大みそか－」。コロナ禍や世界での戦火、自然災害など不安な時代だからこそ発揮できる、音楽の力を表現する。司会は有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサー。

　ゲスト審査員は、元車いすテニスの国枝慎吾さん、陸上女子やり投げの北口榛花、俳優・堺雅人、寺島しのぶ、吉高由里子、歌人・俵万智さん、お笑いタレントのバカリズム、ウクライナ国立歌劇場バレエ芸術監督・寺田宜弘さんの“今年の顔”8人。