【紅白リハ】鈴木雅之 今年の漢字は「動」 本当は「愛とか書きたいけど、一応王様なので(笑い)」

2023年12月29日 18:10

芸能

【紅白リハ】鈴木雅之 今年の漢字は「動」 本当は「愛とか書きたいけど、一応王様なので(笑い)」
<紅白歌合戦・リハーサル>ポーズを決める鈴木雅之(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールでスタートし、4年連続6回目の出場となる歌手の鈴木雅之(67)が囲み取材に出席した。
 4年連続の出場となる今年は前半の白組2番手で登場することに「紅白という名のパレードの先陣をきる気持ち、盛り上げることができれば」と意気込んだ。披露するのは鈴木が所属するグループのラッツ&スターが1983年4月1日に発表し、今年リリース40周年を迎えた楽曲「め組の人」。

 今年からライブなどで声出しが解禁されたことに「今年は春から全国ツアー、フルキャパでできた。声出しもOKな形でやれた。ライブというのは、こうじゃなきゃいけないと思う瞬間だった」と振り返り「紅白で皆さんにぶつけることできれば。それが勇気につながればうれしい」と語った。

 また、男性11人組「JO1」が白組のトップバッターを務めることに「俺の大好きなJO1が俺の前で踊ってくれたりするので、うれしいし心強いな」と目を細めた。メンバーの河野純喜とはLINEでつながっていることを明かし「僕は頑張れよという立ち位置ですけど、彼は“今年出られることはうれしい”と返してくれたりして、“一緒に頑張ろうな”って」とステージを盛り上げるために“共闘”する。

 今年を表す漢字1文字を問われると、「たぶん重複するかもしれないけど、1文字で言うなら動という字ですね」とした。その理由について「日々の日常が実は特別な1日でもあったということを考えることができた時間だったと思う。ライブにおける規制が解かれて楽しめるようになり、動き出せるようになった。上を向いて胸を張って動きだそうという思いを込めて動」とし「愛とか書きたいけど、一応王様なので(笑い)。ライブが楽しめたので、動き出せるなという自信が確信に変わった」とコメントした。

 今回の番組テーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。コロナ禍や世界での戦火、自然災害など不安な時代だからこそ発揮できる、音楽の力を表現する。司会は有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサー。

 ゲスト審査員は、元車いすテニスの国枝慎吾さん、陸上女子やり投げの北口榛花、俳優・堺雅人、寺島しのぶ、吉高由里子、歌人・俵万智さん、お笑いタレントのバカリズム、ウクライナ国立歌劇場バレエ芸術監督・寺田宜弘さんの“今年の顔”8人。
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