【紅白リハ】水森かおり　演出に合わせた“ドミノ衣装”は桂由美さんデザイン「リハにも来て下さって」

　大みそか「第74回NHK紅白歌合戦（後7・20）のリハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、演歌歌手の水森かおり（50）が報道陣の取材に応じた。 　今回で21年連続出場。紅組の前半トリで、自身が観光大使を務める宮崎県日向市の名所を歌う「日向岬」を披露する。

　曲名は「日向岬～紅白ドミノチャレンジSP～」と発表されており、ドミノ倒しが絡む特別な演出が用意されている。「最初から目が離せないといいますか、最後、もうすごいことになるんで。ドミノもそうですし、衣装の方にも注目していただいて」と説明した。司会の有吉弘行もドミノ好きだといい、「楽しみにしていますって言ってくれました」と明かした。

　リハーサルは報道陣に非公開だったが、囲み取材には赤色がシースルーになった黒のドレスで登場した。リハ衣装、本番衣装ともに、ファッションデザイナー桂由美さんのデザインという。「桂由美先生のワンピースなんですけど、リハーサルに桂先生も来て下さって」。本番衣装も「桂先生がデザインしてくださった、ドミノを意識した感じなんです」といい、「今回、全部、オープニングもエンディングも桂先生のデザインされたドレスで立たせていただこうかなと思って」と説明した。最近、おなかが出てきてしまったというが、「頑張ったんです。なので今ちょっとへこませています」と、ダイエットの成功も報告した。

　今回の番組テーマは「ボーダレス－超えてつながる大みそか－」。コロナ禍や世界での戦火、自然災害など不安な時代だからこそ発揮できる、音楽の力を表現する。司会は有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサー。

　ゲスト審査員は、元車いすテニスの国枝慎吾さん、陸上女子やり投げの北口榛花、俳優・堺雅人、寺島しのぶ、吉高由里子、歌人・俵万智さん、お笑いタレントのバカリズム、ウクライナ国立歌劇場バレエ芸術監督・寺田宜弘さんの“今年の顔”8人。