【紅白】有吉弘行＆橋本環奈　大泉洋と新旧司会でいじり合戦「紅白初出場…の」「ド新人です！」

　大みそか恒例の「第74回NHK紅白歌合戦（後7・20）が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、司会を務めたお笑いタレント有吉弘行（49）女優の橋本環奈（24）が、昨年まで3年連続で司会だった大泉洋（50）とのコミカルな絡みを見せた。 　昨年は司会でコンビを組んだ橋本と大泉。今年は大泉が歌手として初出場した。

　橋本が「紅白初出場…の大泉洋さんです。初ですか？」といじり気味に大泉を紹介。すると大泉も「初出場の大泉洋です。新人です！ド新人です！」とあいさつ。「お会いできるとは思いませんでした。光栄です」と、昨年の相棒だった橋本に顔を近づけて再開を喜んだ。

　意気込みを聞かれた大泉は「紅白というのは日本中が見ていますので、皆さんへの恩返し、今年1年だったなと思えるように一生懸命歌わせていただきたいと思います」と殊勝な決意。すると今度は、有吉が「新人っぽいですね」と毒舌で加勢。大泉は「リハーサルで言葉をまとめてきました」と内幕を明かした。

　スタンバイを促されると、大泉は「もうですか？」とびっくり。有吉からは「早く行って下さい！」と追い払われると、後ろ髪引かれるような形でステージ中央へと歩みを進め、「あの空に立つ塔のように」を歌唱した。

　今回の番組テーマは「ボーダレス－超えてつながる大みそか－」。コロナ禍や世界での戦火、自然災害など不安な時代だからこそ発揮できる、音楽の力を表現する。司会は有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサー。

　ゲスト審査員は、元車いすテニスの国枝慎吾さん、陸上女子やり投げの北口榛花、俳優・堺雅人、寺島しのぶ、吉高由里子、歌人・俵万智さん、お笑いタレントのバカリズム、ウクライナ国立歌劇場バレエ芸術監督・寺田宜弘さんの“今年の顔”8人。