【紅白】初出場の10-FEET　本番で“恩人”井上雄彦氏へ感謝伝える　バスケ代表・富樫＆河村も登場

　大みそか恒例の「第74回NHK紅白歌合戦（後7・20）が31日、東京・渋谷のNHKホールで始まり、初出場のスリーピースロックバンド「10-FEET」が大人気漫画「スラムダンク」の著者・井上雄彦氏（56）に感謝の言葉を伝えた。 　地元・京都を拠点に結成された、TAKUMA、NAOKI、KOUICHIによる「10-FEET」。バンド結成25周年を迎えた2022年、「スラムダンク」漫画家の井上雄彦氏が監督・脚本を務めたアニメ映画「THE　FIRST　SLAM　DUNK」エンディング主題歌に「第ゼロ感」が抜てきされ、ストリーミングの再生回数は2億回を突破。「バスケットのテーマ曲として使用される」など社会現象となった。

　本番には男子バスケット日本代表の富樫勇樹と河村勇輝も駆け付けた。また、「10-FEET」の演奏中には「THE　FIRST　SLAM　DUNK」の映像やバスケ代表の試合映像などでステージを盛り上げた。歌唱の最後にTAKUMAは「井上監督、ありがとうございました」と感謝の言葉を叫んだ。

　今回の番組テーマは「ボーダレス－超えてつながる大みそか－」。コロナ禍や世界での戦火、自然災害など不安な時代だからこそ発揮できる、音楽の力を表現する。司会は有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサー。

　ゲスト審査員は、元車いすテニスの国枝慎吾さん、陸上女子やり投げの北口榛花、俳優・堺雅人、寺島しのぶ、吉高由里子、歌人・俵万智さん、お笑いタレントのバカリズム、ウクライナ国立歌劇場バレエ芸術監督・寺田宜弘さんの“今年の顔”8人。