吉高由里子“光る”1年に 1・7スタート大河ドラマ「光る君へ」主演 紫式部に悪戦苦闘も成長の毎日

2024年01月01日 05:00

芸能

吉高由里子“光る”1年に 1・7スタート大河ドラマ「光る君へ」主演 紫式部に悪戦苦闘も成長の毎日
大河ドラマ「光る君へ」に主演する吉高由里子(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)に主演する女優吉高由里子(35)が、7日の放送開始を前にインタビューに応じた。
 演じるのは平安時代に「源氏物語」を生み出した紫式部(まひろ)。世界最古の女性文学とされる源氏物語は、貴族社会の権力闘争などを豊かなキャラクター描写で著した長編。「彼女自身の才能ももちろんあると思うけど、感受性も豊かだったのだと思う」と思いをはせた。

 昨年5月下旬に撮影開始。驚いたのはカツラや衣装の重さだ。「髪の毛がトイレで流してしまうくらい長かったので…。流してないですよ!」と笑う。セリフにも一苦労。「“しなければならぬのでございましょうか”って、ふざけんなよ!(笑い)。“できないよ”ってだけでいいじゃないの」。悪戦苦闘しながら成長する毎日だ。

 当時と現代を比べて「恋愛の仕方は違うと思うけど、人を恋しく思う気持ちや悲しみ、喜びとかはそう遠くない」と感じる。「曜日感覚も時計もないでしょうから、季節に敏感だったと思う。今でも季節が変わると“春が来た”と盛り上がりますし、心が動く感覚は一緒だと思う」。いつの時代も変わらない人の心が揺らぐ瞬間を大切に演じている。

 吉高は31日、NHK紅白歌合戦で審査員を務めた。
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