明石家さんま 「去年は俺の周りで起こりすぎて」 笑福亭笑瓶さん、財津一郎さんらとの思い出

2024年01月01日 15:50

芸能

明石家さんま 「去年は俺の周りで起こりすぎて」 笑福亭笑瓶さん、財津一郎さんらとの思い出
明石家さんま Photo By スポニチ
 お笑いタレント明石家さんま(68)が、1日放送のフジテレビ系特番「さんタク」(後3・00)に出演し、悲しい別れが相次いだ2023年を振り返った。
 ドラマ共演で親交を深めた木村拓哉(51)とさんまが出演する正月の特番で、2003年からほぼ毎年、放送されている人気番組。2人がやりたいことに挑戦するロケを行った。

 さんまは「去年はいろいろ、俺の周りで起こりすぎて」とポツリ。「俺たちの“六本木村”の村長、笑瓶が亡くなって」と、2月に急性大動脈解離で死去した笑福亭笑瓶さんの名を挙げた。

 六本木のカラオケ店でよく歌った仲だといい、当時のエピソードを明かした。「相づちが世界一だと思う。我々にうちわを持たせて、ステージ上で女性がカラオケを歌って、マイクであおいで、あおいで、負けないでっていう声援があって。我々はずっとうちわでずっとあおぐという。めくれもしないスカートをずっとあおがされている…」。すると、木村は「それ、正月一発目のトークで大丈夫なの?」と心配していた。

 さらに、さんまと交流があり、10月に死去したシンガー・ソングライター谷村新司さん、俳優の財津一郎さんの名前も挙がった。さんまは財津さんが吉本所属で、吉本新喜劇などに出ていたと説明。さんまとは所属タレントとしては入れ違いだったが、財津さんに相談を持ちかけたことがあったという。「吉本に不満があったんで、財津さんに“吉本をどうしたら辞められますか?”って相談したら、“さんまちゃん”って…声を出さずに“2年かかるよ”と言われたんです」。さんまは二本指を出し、財津さんからジェスチャーのような形で退社の大変さを伝えられたとほのめかした。

 さんまは財津さんが退社する時の逸話も明かした。「“すみません、辞めたいんです”と言ったら、“いや、辞めささへん。お前は吉本の看板やから”って」。退社へゴーサインが出なかった財津さんは、「客席に届かないような声でしゃべろうって」(さんま)と、客に聞こえないようなせりふ回しをし、自らの評判をわざと落としたことを話してくれたという。「“そうやって、さんまちゃん、2年かかったよ”って(助言してくれた)」と振り返っていた。
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