旧ジャニ勢ゼロ「紅白」第2部　全国5286万人が視聴　平均視聴は2819万人

　ビデオリサーチは2日、昨年大みそかに東京・渋谷のNHKホールから生放送された「第74回NHK紅白歌合戦」（後7・20～11・45）の「到達人数」が第1部（後7・20～8・55）で4675・1万人、第2部（後9・00～11・45）で5285・9万人に達したと発表した。全国（32地区）でどれだけの人がリアルタイムで番組を視聴（1分以上）したかを推計した値。重複はない。 　また「平均視聴人数」は第1部が2584・2万人、第2部が2819・1万人。その番組の放送時間を通じ、平均でどれだけの人が視聴していたかを推計した値。

　平均世帯視聴率（同社調べ、関東地区）は2部制となった1989年以降、第1部が初の30％割れとなる29・0％。第2部が2021年の34・3％を2・4ポイント下回る31・9％。配信全盛の時代となり、視聴スタイルは多様化。ともに歴代最低を更新した。

　性加害問題の影響により、旧ジャニーズ事務所（SMILE―UP.）からの出場は44年ぶりのゼロとなったものの、日韓のダンス＆ボーカルグループ4組（JO1、BE:FIRST、Stray　Kids、SEVENTEEN）が盛り上げた。