ステージ4膵臓がん・森永卓郎氏 元日に起きた「小さな事件」告白 次男から言われて…

2024年01月02日 11:30

芸能

ステージ4膵臓がん・森永卓郎氏 元日に起きた「小さな事件」告白 次男から言われて…
経済アナリストの森永卓郎氏 Photo By スポニチ
 経済アナリストの森永卓郎氏(66)が2日、レギュラー出演するニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に自宅から電話で生出演した。昨年末にステージ4の膵臓(すいぞう)がん闘病を公表。
 自身のレギュラーコーナー「朝刊読み比べ」で「すみません、ハッピーな話題じゃないんですけど…」と切り出すと、パーソナリティーの垣花アナが「体の状態を教えてください」と投げかけた。

 「え~とですね、昨日、小さな事件がありましてね」と前置きし「次男が来たんです。康平じゃないほう。この子が割とスパルタ系なんですよ。“飯を食わねぇと体なんか持たないだ、ガンガン食え”っていうタイプなんです。食えないので“無理だ!”って言ったら、“そういうこと言ってるからダメなんだよ、食え!”みたいに言われて」と苦笑を交えて報告。

 「私が若い頃によく似てるんです」と次男について評した後で「お雑煮食った後、おしるこまで食べたんです」と1日に起きた“事件”を明かし「限度を超えているなと思ったんですけど、ただ案の定、晩飯を全く食えなくなって、体調もグダグダになって、そのまんま寝込むっていう」とてん末を明かした。

 垣花アナから「何やってるんですか!次男の言うことを聞くのも大事だけど、意地を張ったんでしょ?」と指摘されると「父親の威厳を見せようと…」と弁解。垣花アナに「そういう時は医者の意見を聞いてください」と忠告され、「(体調は)3歩進んで2歩下がる、みたいな」と恐縮しながら答えた。

 卓郎氏は昨年12月27日放送の同番組でステージ4の膵臓がんであることを公表。11月に人間ドックで影が見つかり膵臓がんでステージ4と診断を受けたと説明。「今のところ、実感としては何の変化もない」と自覚症状がないと語り、入院はせず通院で抗がん剤治療を始めるとし、「新規の仕事は一時的に停止」としながらも同番組への出演は継続することと報告。病気公表後、初めての出演となった1日放送の同番組でも元気な声を届けていた。

 また、1日放送の文化放送「新春経済スペシャル 森永卓郎と森永康平の親子経済学」にも長男で経済アナリストの森永康平氏とともに出演。自身のがんについても語り、「最悪は2カ月なんです」と余命宣告されていたことも明かしていた。
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