武井壮　「サインだけ欲しい」“金沢でSOSを出した”ファンとの出会い　突然登記簿を見せてきた真意に…

　石川県金沢市に滞在中、同県能登地方などで起きた大きな地震に遭遇したタレント武井壮（50）が3日、自身のX（旧ツイッター）を更新。金沢での感慨深い出会いを打ち明けた。 　1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を中心とするマグニチュード7・6の大きな地震があり、同県志賀町で震度7を観測した。武井は同日午後4時50分に自身のXで「金沢で大地震に遭遇　高台へ逃げます」と緊迫した様子で報告。その14分後には「30m近い高台に来ました」と、津波の心配がなさそうなところへ避難できたことを伝えた。しかし、「ただひとりなので不安　携帯充電をキープするため一旦切ります」と、今後を考えて携帯電話の電源を切ることなども報告していた。

　武井は「昨日金沢でSOSをくれた中に、サインだけ欲しい」とお願いしてきたファンと出会ったと告白。「何枚でも」と伝えたところ、「一枚だけで」と返ってきたといい、記念写真の撮影もせず、突然ファイルに入った登記簿を見せてきたという。

　その理由を、「僕のラジオを聴いた事が大きなきっかけで起業した会社の登記簿だということ。写真はいつか成長させてコマーシャルを作る時に撮りますと言われた」と説明した。

　この出来事に武井は「知らないところでそんな風に誰かの人生が少し前に進むことがあるなんて感慨深いなあ」とつづり、「いつかご一緒させてもらえることを楽しみに、これからもそれに足りるよう毎日頑張ります。またね！」と共に成長した姿での再会を誓った。

　フォロワーは「理由を聞かなければ“失礼なファン”になりそうでしたが、サインの話もCMの話も素敵です」「凄く良い話じゃん」「CMの依頼が来るの楽しみですね」と素敵な出会いにほっこりしていた。