紗栄子 能登半島地震への支援に思いつづる「情報がない中ですぐに現地に向かうべきではありません」

2024年01月04日 10:05

芸能

紗栄子 能登半島地震への支援に思いつづる「情報がない中ですぐに現地に向かうべきではありません」
紗栄子 Photo By スポニチ
 モデルでタレントの紗栄子(37)が日、自身のインスタグラムを更新。1日に起こった能登半島地震の被災地への支援について思いをつづった。
 紗栄子はこれまでもさまざまな被災地を周ってきた。きっかけは2010年に故郷・宮崎で家畜の伝染病・口蹄疫の被害を目の当たりにし、支援活動を始めたことだったとし、2019年には継続的な活動を行うため、社団法人「Think The DAY」を設立。2日には「Think The DAY」で「令和6年 能登半島地震」の支援金の寄付ページを公開したことを告知していた。

 この日、支援金受付に日本語のほか、英語、韓国語、フランス語、中国語、スペイン語を追加したことを報告。「すでにたくさんのかたからのご支援が集まっており、支援をしてくださった皆様、拡散をしてくださった皆様、ご協力いただきました皆様に、深く感謝申し上げます」と支援に感謝。「皆さまからのご寄付は、クレジットカード会社の手数料等(消費税含む)を除き全て本災害の被災地復旧支援とし、被災地の方々が必要としている物資の購入や支援活動に充てさせていただきます」と説明した。

 さらに「未だ被害の全容が見えない中、自衛隊や災害救助隊の皆様が行方不明者の捜索や救助活動に当たられております」としたうえで、「1人でも多くの命を救えるように、人的被害が出ている災害に関しては、行方不明者の捜索や救助活動の妨げにならないためにも、そして二次災害に遭う可能性も非常に高いため、情報がない中ですぐに現地に向かうべきではありません」と見解を示した。

 そして「特にTVなどで映像が流れている被災地に車で向かうと、現地で渋滞が起き、自衛隊や消防車、支援物資輸送車やインフラ復旧のための緊急車両の通行の妨げとなってしまいます。被災されたかたたちの為にすぐに災害ボランティアに行きたいという気持ちは痛いほどよくわかりますが、個人の皆様の現地入りは今はどうかお待ちになってください」と呼びかけた。

 「現地に必要な活動を、必要な時期に行うことが被災地では役に立ちます。私たち@_thinkthedayも、本日被災地からの支援物資の要請が入りましたので、準備が整い次第現地に向かい、支援物資の配布を始めます」と説明。「皆様の想いをしっかりとカタチに変え、必要なものを必要とされているかたの元へお届け致しますので、改めて現地の状況と合わせてご報告させていただきたいと思います。引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします」と記した。
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