金子恵美氏、篠山紀信さん追悼 3年前に企画で被写体に「その瞬間だけを撮って、もうOKです!と」
2024年01月05日 14:19
芸能
金子氏は「3年前ですね。雑誌の企画で、光栄なことに撮っていただいて。女医の西川(史子)先生と一緒に撮るという企画だったんですけど」と振り返った。
篠山さんは当時、珍しい機材を持っていたという。「撮っていただいた時のカメラが非常に印象的なカメラで。最近はもうデジタルでポンポンポンポン、何枚も撮るじゃないですか?それから選ぶという感じだと思うんですけど、ほとんど押さなかった。シャッターを切ることなく、少ないその瞬間だけを撮って、“もうOKです!”と言われたのが、すごく印象的に残っていました」。また「昭和の巨匠がまた1人、旅立たれたのはとても残念ですね」と残念がった。
被写体として不慣れな金子氏に、篠山さんは優しい言葉を掛けてくれたという。「慣れてないので、もっと怖いイメージがあったんです。ちゃんとポージングできないと。一つ一つ教えて下さって、いいよいいよって感じで、気持ち良く撮影していただいたと覚えてますね」と感謝も口にした。