笠井アナ、篠山紀信さん追悼 夫婦で30年前に育児雑誌撮影の縁「あの時お腹にいた息子は今年30歳」

2024年01月05日 15:39

芸能

笠井アナ、篠山紀信さん追悼 夫婦で30年前に育児雑誌撮影の縁「あの時お腹にいた息子は今年30歳」
笠井信輔アナウンサー Photo By スポニチ
 元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(60)が5日、自身のインスタグラムを更新。4日に死去した写真家の篠山紀信(しのやま・きしん、本名=みちのぶ)さん(享年83)を追悼した。
 「写真家の篠山紀信さんがお亡くなりになりました」と訃報に触れた笠井アナ。お年をめしてらっしゃったので仕方がないことかもしれませんが やはり寂しいです」と偲んだ。

 続けて「先生との忘れがたい思い出があります」とつづり、自身が妻とともに表紙を務めた育児雑誌の写真を投稿。「あれは30年前 長男が妻のお腹の中にいてもうすぐ生まれると言う頃“赤ちゃん雑誌から、家族で表紙の話が来ている”と、会社の広報から連絡が入りました入社6年目の自分が雑誌の表紙になるなんてと、とても喜んだのを覚えています」と説明し、「さらに驚いたのが表紙の撮影を篠山紀信先生が担当していたのです」と、表紙の撮影担当が篠山さんだったことを明かした。

 笠井アナは当時、「こんなに光栄な事はありません 当時はあの宮沢りえちゃんの『サンタフェ』の篠山先生が!です」と驚いた様子。「私はフジテレビ アナウンサー妻はテレビ東京 自民党担当キャップ 立派な写真スタジオに緊張気味で2人で行くと笑顔で篠山先生は私たちを迎えてくださいました 撮影中も明るく、気さくに声をかけてくださり私たちも自然な笑顔を撮影していただくことができました」と、撮影中の篠山さんの気さくな姿を回顧。「本当に家宝と言える表紙となりました」と振り返った。

 さらに、「思えば、表紙の撮影の後 私は立ち会い出産でワイドショーの司会を休んだため“帯番組の司会を子供の出産で休むなんて信じられない”と当時、大変話題になってしまい 本を書いたり、男女共同参画の講演会をするようになりました 当時、政治記者だった妻は、出産後アナウンサーになり“ママアナ第1号”と言われこちらも『ママアナ』と言う本を書きました」と、この撮影が人生に大きな変化をもたらしたという。

 「あの時お腹にいた息子は、今年30歳。立派な大人に成長しました」とつづり、「あの時の表紙の撮影は、我が家にとって、大きな節目となったのです 篠山先生、ありがとうございました」と感謝。「篠山先生には、良い写真を撮っていただき、良い思い出を作っていただき感謝しかありません 撮られた写真だけでなく人柄も素晴らしい方でした ご冥福をお祈りいたします」と結んだ。 

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