ステージ3食道がん寛解の秋野暢子 闘病で大切な4つのこと 鬼退治には「猿やキジや犬の力を借りて…」

2024年01月06日 16:31

芸能

ステージ3食道がん寛解の秋野暢子 闘病で大切な4つのこと 鬼退治には「猿やキジや犬の力を借りて…」
秋野暢子 Photo By スポニチ
 女優の秋野暢子(66)が4日放送のNHK・Eテレ「きょうの健康」(月~木曜後8・30)に出演し、食道がんの闘病を「鬼退治」と表現した理由について語った。
 秋野は2022年にステージ3の食道がんと診断され、化学放射線療法で治療を受けて昨年4月に寛解したと公表。ブログではがん細胞を「鬼」に例え、寛解の際には「鬼退治終了しました。本日、最終検査のPET/CTの結果 昨年6月に見つかった7個のがんがきれいに消えてました」と報告していた。

 がんとの闘いを「鬼退治」と表現した理由について、「がんとは1人で闘えないんですよね。お医者様やいろんな人たちの力がないと闘えない。仲間というか一緒に闘ってくれる猿やキジや犬の力を借りてきびだんごを持って、いろんな物を持ってはじめて鬼退治に行けたと思ったので鬼退治という言い方をした」と説明。がんと向き合うには「仲間、体力、知識、心」が必要だとし、「体力ないと病気に負けちゃう。がんはどういうものかという正確な知識、それから前向きな心、これは大切だと思います」と闘病の心構えを説いた。

 秋野は「(医師の)先生や看護婦さんや放射線技師さん、医療チームが家族のように心配してくださった。実際の家族、娘やめいも支えになってくれた。ブログにつづっていると同じような境遇の方や家族の方が集まってプラットフォームになった。私を励ましてくれたり“目標にしてます”“希望です”という書き込みをいただいた」と周囲のサポートを明かし、「これは死ねないと思いました。ここで死んだらみんながガックリする」と吐露。「いろいろな方たちの励まし、祈りなどをいただいて、私は今元気にしてます」と感謝とともに語った。

 昨年に寛解したものの「寛解は完治ではない」と秋野。「これからどれぐらいかかるか分かりませんが、完治を目指して闘っていく」と決意を口にしていた。
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