吉田照美 会見強制終了→生番組で総裁選語る岸田首相に苦言「どう考えてもちょっといただけない」

2024年01月06日 18:14

芸能

吉田照美 会見強制終了→生番組で総裁選語る岸田首相に苦言「どう考えてもちょっといただけない」
吉田照美 Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー吉田照美(72)が6日、文化放送「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」(土曜後3・00)に出演し、岸田文雄首相の年頭会見に苦言を呈した。
 岸田首相は4日、首相官邸で会見を開き、能登半島地震の政府対応や、自民党派閥の政治資金事件を受けて政治刷新本部を発足させることなどを表明した。

 会見は開始から40分、行われた。最後に質問の機会を与えられなかった記者が原発に対する質問をしたものの、岸田首相は答えることはなかった。記者から「聞く力はどこに行ったんですか!!」とさらなる問いかけもあったが、岸田首相はこれも無視して立ち去った。

 岸田首相が記者の質問に答えずに向かった先は、テレビ局。BSフジ「プライムニュース」生出演のためだった。吉田は「記者会見がこの間あったじゃないですか?あの時に岸田首相が、この後予定があるんでって、その後向かったのがBSフジの生放送スタジオで」と説明。「要するに、そこで震災の対応を語るのかなと思っていたら、総裁選の話をしているという。どう考えてもちょっといただけない」と、危機そっちのけで政局を語ったことに疑問を口にした。

 岸田首相の一連の言動には、SNSにも「こんな状況のなか会見も切り上げ民放のTV番組に出演して総裁選について語る一国の総理とは?」「記者会見シカトして逃げたのはこの番組に出る為だとか?」「震災が起きて大変な思いをしている人々のことを考えていないように感じた」など、多くの批判が寄せられている。

 吉田はさらに、地震を受けて天皇、皇后両陛下が恒例の一般参賀を見送られたことにも言及。「一般参賀を見送られた両陛下の思し召しは素晴らしいと思うんだけど、(岸田首相が)そこを考えてらっしゃらないというのは、ちょっと残念だなと痛切に感じました」と憤りを伝えた。
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