王将戦対局場検分で“前哨戦” 藤井王将「カーテン全部閉めてもらえたら」に菅井八段「それだと少し暗い」

2024年01月06日 15:15

芸能

王将戦対局場検分で“前哨戦” 藤井王将「カーテン全部閉めてもらえたら」に菅井八段「それだと少し暗い」
<第73期ALSOK杯王将戦第1局・前日>揮毫(きごう)する藤井聡太王将(撮影・西尾 大助)  Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=に菅井竜也八段(31)が挑戦する第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負の第1局が栃木県大田原市で7日から始まるのを前にした6日、対局場検分が行われた。
 検分の開始予定時刻は午後2時30分。菅井は22分に対局場に入り、プッシュ式のアルコールで手を消毒して静かに着席。藤井は27分に姿を見せ、一礼してから座布団に腰を下ろした。その後、立会人の塚田泰明九段(59)が入り、予定より1分早い29分から検分が始まった。

 対局室は北関東屈指の清流・那珂川を望める見晴らしのいい場所。日当たりも良いが、藤井は「カーテンを全部閉めてもらえたら…」と、照明のみの明るさを希望。しかし菅井は「それだと少し暗い」と話し、ライトの明るさを調整。当日はカーテンを閉めた上で、照明を当初より明るくして対局を進める。さらに藤井は、封じ手を書く部屋への動線などについて質問していた。

 昨年、前人未到の8冠を達成した藤井に対し、王将戦7番勝負初登場の菅井が挑むシリーズ。今年は辰年。最強神話を藤井が突き進むのか、名前に入った竜の字の如く、菅井が大暴れするのか。注目の対局が目前に迫っている。

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