石橋貴明　メッツ戦観戦中に届いた謎のボール「急におじさんに〝お前、ちょっとこっち来い〟って呼ばれて」

　「とんねるず」の石橋貴明（62）が7日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS　BULL　presents　石橋貴明のGATE7」（日曜前7・00）に出演。ゲストにメッツの千賀滉大投手（30）を迎え、昨年ニューヨークでメッツ戦を観戦した際に届いた謎のボール騒動を振り返った。 　石橋は「去年、メッツの試合をニューヨークに見に行ったんですよ。千賀さんにLINEして〝ここら辺でみているんで〟って」と切り出すと「ベンチの一番前の席で（千賀も）パッと顔を出してくれた」と試合前にベンチ越しに対面できたことを明かした。そのまま試合に入ると「急におじさんに〝お前、ちょっとこっち来い〟って呼ばれて、何だろうと思ってビビりながら行ったらボールをくれて。千賀さんがくれたボールって。サイン入ってるかと思ったら何も入ってない（笑い）なんだこのボールは」と球場スタッフからサインの入っていない謎のボールを手渡されたことを明かした

　試合後に千賀に確認すると、このボールは千賀が昨年4月2日のマーリンズ戦でメジャー初登板で初勝利を挙げた試合で8奪三振を奪った中の1つだったという。千賀は「三振を取ったらキャッチャーがほとんどベンチに返してくれていて、それで僕のグラブに何個か（ボールが）入ってたんですよ。1個目とか記念のやつはちゃんと（偽造防止の）シールが貼られるので。何個目かわからないうちの1個だった」と説明した。石橋にボールを届ける際の経緯について、千賀は「僕は通訳に頼んで、通訳はクラブハウスのスタッフに頼んで、クラブハウスのスタッフは球場のスタッフに頼んで、何人も介すのでちゃんと正しく伝わっているかわからなくて、どのボールがいったかわかっていなかった。僕のグラブからボールがなくなってたんで、タカさんに届いたかなと思って確認したら〝サイン書いてなかったから何か分からなかったよ〟って言われた。サインしていいかどうかわからなかったから、いつか日本で会えたらできるかなと思って」と苦笑いで振り返った。

　石橋はこの記念ボールはともに観戦していた娘にプレゼントしたと報告。「ほら、メジャーのボールって渡した。それは今、娘が持っている」と話した。