王将戦 菅井竜也八段の“爆速”昼食休憩に控室騒然 「いくらなんでも…」 藤井聡太王将に挑戦

2024年01月07日 13:38

芸能

王将戦 菅井竜也八段の“爆速”昼食休憩に控室騒然 「いくらなんでも…」 藤井聡太王将に挑戦
<第73期ALSOK杯王将戦第1局・1日日>指し手を進める菅井八段 Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=に菅井竜也八段(31)が挑戦する第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第1局1日目が7日、栃木県大田原市の「ホテル花月」で行われている。午後12時30分から昼食休憩に入ったが、菅井の思わぬ行動に控室はどよめいた。
 菅井はこの日の昼食に「うな重」をオーダー。身のふっくらした地元産のうなぎを使ったひと品で、タレの香りが食欲をくすぐる。定刻通り昼食休憩に入り自室に戻った菅井だが、その約10分後の12時40分頃に対局室に登場。忘れ物かと思われたが、そのまま座布団に着席。盤面をじっとにらみ考え始めた。

 控室では「もううな重食べ終わったの?」「いくらなんでも早すぎる」と驚きの声。

 うな重以外にお椀やデザートもあったが、配膳したホテルのスタッフによると、「小鉢以外、きれいに完食されていました」と話す。とんでもない早さで、盤の前に戻ったことを明かした。

 1日目の午前中は、両対局者ともに最も守りの堅い囲い「穴熊」に組み、互いの出方を伺うジリジリとした展開に。このまま休憩に入るかと思われたが、12時20分頃に藤井が△8四飛と着手。ふわりと浮いた飛車は、菅井の先攻を許さない先回りの一手。

 この手を見た副立会人の松本佳介七段(52)は「“次は何を指しますか?”という、藤井さんからの問いかけのような指し手。次の菅井さんの手は1つの分岐になるかもしれません。長考に入るでしょう」と語っていた。対局者の手元に置かれた「inゼリー」のキャッチコピー「10秒チャージ」ならぬ“10分チャージ”をした菅井。午後の展開にも注目が集まる。

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