高峰秀子さん「生誕100年プロジェクト」前半期の目玉 貴重な愛蔵品も展示する大特別展

2024年01月08日 12:00

芸能

高峰秀子さん「生誕100年プロジェクト」前半期の目玉 貴重な愛蔵品も展示する大特別展
「高峰秀子生誕100年プロジェクト」の前半の目玉である「大特別展」のポスター Photo By 提供写真
 2010年12月28日に86歳で永眠した女優高峰秀子さんが今年3月27日に生誕100年を迎える。
 木下恵介監督の「二十四の瞳」(1954年)や成瀬巳喜男監督の「浮雲」(55年)など数多くの名作を彩り、名文家としても知られた大女優。昨年10月に都内で「高峰秀子生誕100年プロジェクト」の概要が発表されたが、その前半期の目玉イベントとなるのが東京タワー1階の特別会場で開催される大特別展「逆境を乗り越えた大女優 高峰秀子の美学」(3月28日~5月6日)だ。

 女優として、エッセイストとして、そして人間としての高峰さんの全生涯と人生観を、貴重な愛蔵品やビジュアルの展示でしのぶ趣向。「チケットぴあ」「ローソンチケット」を販売窓口に1月9日からチケット発売がスタートする。

 100年プロジェクトに寄せて女優の竹下景子(70)は「自分の道をご自身で拓(ひら)いた勇気、傍らの人を“父ちゃん”と呼ぶ慈しみ、大好きです」と話し、二階堂ふみ(29)も「高峰秀子さんの出演された映画は、どの作品も私の心に残っています。フィルムに収められたその生き様は、美しさと力強さに溢(あふ)れていて、時代を超えてメッセージを頂くような感じです。チャーミングで人間味溢れる高峰さんの一面を、これからも追いかけたい。そして多くの方と共有したいと思います」とコメントを寄せている。

 なお、元日からプロジェクト成功の一助へとクラウドファンディングの受付も始まっており、支援金額に応じて、高峰さんがデザインしたマダムヒデコ靴や直筆イラストがデザインされたTシャツなど、ここでしか手に入らない返礼品が用意されているという。
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