NHK大河「光る君へ」④ イメージカラーや季節感 こだわり衣装も見せ場

2024年01月11日 07:00

芸能

NHK大河「光る君へ」④ イメージカラーや季節感 こだわり衣装も見せ場
主演を務める吉高由里子。華やかな衣装も見どころの一つ Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(35)が主演を務め紫式部の生涯を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)。7日に放送された初回では、主人公の母(国仲涼子)が藤原道兼(玉置玲央)に斬殺されるという怒濤(どとう)の展開で幕開けし、大きな反響を呼んでいる。平安貴族たちのドロドロとした権力闘争の物語が話題になる一方、目を引くのが貴族たちの豪華絢爛(けんらん)な衣装だ。制作統括を務める内田ゆき氏は「この企画を考えた時から、衣装は見せ場の柱の一つ」と力を込めた。
 作中では、宮中に仕える女官たちの雅な十二単(ひとえ)が目を引く。加えて主人公や藤原道長の幼少期を演じる子役たちも色鮮やかな着物で画面を彩っている。内田氏は「衣装は風俗考証の佐多芳彦先生に監修に入ってもらい、日本画家の諫山恵実さんに色合いを考えてもらいました」と、多くの専門家が関わっていることを明かした。「当時の身分によって着られる色、その登場人物のイメージカラー、季節感。さまざまなことを考えて衣装を作っています」と胸を張った。(続く)
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