山川豊 昨年12月に肺がん発覚 当面は検査と治療専念「握った拳は緩めません」

2024年01月11日 05:30

芸能

山川豊 昨年12月に肺がん発覚 当面は検査と治療専念「握った拳は緩めません」
演歌歌手の山川豊 Photo By スポニチ
 「函館本線」「アメリカ橋」などのヒット曲で知られる演歌歌手の山川豊(65)が肺がんと診断されたことを10日、自身の公式サイトで発表した。当面の間、検査と治療に専念するとしている。
 昨年11月中旬に定期検査で血液検査を受けた結果、がんの疑いが見つかり、翌12月の精密検査で肺がんと診断された。がんの進行度(ステージ)などは明かしていない。今月中は入院となる見通しだという。

 山川は「人生、いろんな坂を登ってきました。病名を伺ったときはさすがに驚き、動揺しました」とコメント。「また一つ坂道が目の前に現れましたが、今までやってきたように自分のペースでしっかり上り切って、また皆さまの前でマイクを握りたいと思います。握った拳は緩めません」とがんに打ち勝つことを誓った。

 実兄で演歌歌手の鳥羽一郎(71)は「もちろん大変心配しております。治療の結果を見守るしかありません」と弟を気遣った。

 関係者によると、山川はかつてヘビースモーカーで知られ、禁煙宣言をするもタバコをやめられなかったこともあった。関係者によると、2~3年前にようやく禁煙に成功していただけに「本人は余計にショックだったのではないでしょうか」という。

 がんの疑いが明らかになった昨年11月には鳥羽の次男で、おいの木村徹二(32)が日本レコード大賞の新人賞に選出され、自分のことのように喜んでいた。同12月30日の最終審査会で最優秀新人賞に選ばれることを強く願って「選ばれた時にはステージに飛び入り出演しようか」と冗談交じりに周囲に話していたという。


 ◇山川 豊(やまかわ・ゆたか、本名木村春次=きむら・はるじ)1958年(昭33)10月15日生まれ、三重県出身の65歳。4人きょうだいの次男。長兄が鳥羽一郎。ほかに姉と妹がいる。1981年2月デビュー。86年にNHK紅白歌合戦に出場。ボクシングC級ライセンス所持。社交ダンスも趣味。22年8月に30年連れ添った妻と離婚した。
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