泉房穂氏 自民裏金事件、国会中でも「不逮捕特権があっても例外があって逮捕許諾請求をすれば逮捕できる」

2024年01月11日 09:40

芸能

泉房穂氏 自民裏金事件、国会中でも「不逮捕特権があっても例外があって逮捕許諾請求をすれば逮捕できる」
泉房穂氏 Photo By スポニチ
 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)が11日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について言及した。
 自民党は11日、裏金事件を受け、岸田文雄首相(党総裁)直属機関として新設した政治刷新本部の初会合を党本部で開く。再発防止策や派閥の在り方など、政治改革を巡り議論。(1)パーティー券購入時に政治資金収支報告書への記載が必要となる「20万円超」の額引き下げ(2)パーティー券購入時の資金の流れ透明化に向け、全手続きへの銀行振り込み導入(3)違反者への厳罰化を見据えた政治資金規正法改正―などの改革案が論点に浮上しており、月内の中間取りまとめを目指す。最高顧問には、麻生派を率いる麻生太郎副総裁と無派閥の菅義偉前首相が就任。

 東京地検特捜部は昨年12月に安倍、二階両派の事務所を家宅捜索したほか、両派幹部らを任意で事情聴取。今月7日に政治資金規正法違反容疑で安倍派の池田佳隆衆院議員=同日付で党除名処分=らを逮捕した。特捜部は今月26日で固まった通常国会召集前に、政治資金規正法違反の疑いで会計責任者らを刑事処分する方向で検討している。

 泉氏は、通常国会召集までが捜査の一区切りという一部報道に「僕は、これは言いたいです。不逮捕特権の話がありますけれども、ちゃんと捜査すべきですよ。国会議員だからといって特別扱いをすべきではないと思います。通常国会が26日に始まりますけれども、不逮捕特権はあっても例外があって、逮捕許諾請求をすれば逮捕できるんですよ。戦後、16件逮捕されているんですよ」と指摘。「今回だけ極端に打ち切りのようなこと言ってますけれども、そうではなくて徹底して捜査をしていただきたい。当然、捜査はできますし、逮捕もできます。最近のマスコミは、あたかも捜査が終わりのような言い方をしていますけれども、そうではないです。普通の国民は会社が始まるからって学校が始まるからって捜査やめてもらえませんよ。国会議員だけ特別扱いはおかしい」と自身の考えを述べた。
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