辛坊治郎氏　松本人志の会見望む声に編集者、告発者らにも「記者会見を求めなくてはバランスが取れない」

　キャスターの辛坊治郎氏（67）が11日、自身のX（旧ツイッター）を更新。活動休止を発表したダウンタウンの松本人志（60）に言及した。 　辛坊氏は「松本氏に記者会見を求める意見が散見されるが、それなら、編集者、記者、告発者にも記者会見を求めなくてはバランスが取れない。匿名を維持しながら『ホーム』から矢を放ち続けるのはフェアでない」と自身の見解をつづった。

　また、別の投稿でもフジテレビ「ワイドナショー」への松本の出演が取りやめになったことに「何が起きたか手に取るように分かる。『番組編集権は局にあって、1タレントが出るとか出ないとか決められる立場に無い。1タレントが、勝手に自分の出演を予告するなど許されない。』これが、局の論理なのだ。松本氏が出てしゃべりたい気持ちは依然あると思う」と記している。

　松本は8日に自身の性加害疑惑を報じた「週刊文春」に対して提訴する方針を固め、裁判に専念するため活動休止を発表。同日、自身のSNSで「ワイドナショー出まーす」とフジテレビ「ワイドナショー」への出演を宣言した。翌9日にフジ側も出演を発表したが、10日に急転、出演取りやめを発表した。