冠二郎さん死去 72歳で31歳年下女性との結婚で話題 年齢サバ読み、アクション演歌…個性を発揮

2024年01月11日 11:44

芸能

冠二郎さん死去 72歳で31歳年下女性との結婚で話題 年齢サバ読み、アクション演歌…個性を発揮
冠二郎さん(2017年撮影) Photo By スポニチ
 演歌歌手の冠二郎(かんむり・じろう、本名堀口義弘=ほりぐち・よしひろ)さんが1日、心不全のため埼玉県の病院で死去した。79歳。埼玉県出身。告別式は近親者で行った。お別れの会などの予定はないという。
 1967年にデビューし、77年に発表した「旅の終りに」ミリオンセラー。その後、1991年から3年連続でNHK紅白歌合戦にも出場。92年発売の「炎」ではインパクトある「アイ、アイ、アイライク演歌」の一節で「アクション演歌の旗手」「ネオ演歌」などと呼ばれ、ファンの幅を広げた。

 ユニークなキャラクターも愛され、ラジオやバラエティーでも活躍。2015年に年齢サバ読みが発覚。公称65歳だったが、実際は70歳だった。この時、1967年にデビューした際に「若い方が受けがいい」と勧められ、その後も「お若いですねと言われて、ついうれしくなって…」とただすタイミングを逸してしまったと説明していた。

 翌16年3月には、31歳年下の歯科衛生士の女性と結婚。72歳の初婚で、お相手が41歳という年の差が話題となった。この時、「昨年、歳がバレたことが結婚につながりました!」と報告して笑いを誘っていた。

  2019年に虚血性心不全の手術を受け、退院後も筋力の低下によって自宅で転倒し、腰の骨2カ所を圧迫骨折。2020年には夫婦でデュエット曲もリリースしたが、近年は長期療養中だった。

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