岡本玲 高崎映画祭で最優秀主演俳優賞を受賞「思い入れのある作品で、心から嬉しく思います」

2024年01月11日 18:03

芸能

岡本玲 高崎映画祭で最優秀主演俳優賞を受賞「思い入れのある作品で、心から嬉しく思います」
第37回高崎映画祭で最優秀主演俳優賞を受賞した岡本玲
 女優の岡本玲(32)が、第37回高崎映画祭で最優秀主演俳優賞を受賞した。
 昨年2月に公開された「茶飯友達」での演技が評価された。同作は2013年に摘発された高齢者売春クラブの事件を基に、オリジナル脚本で描いた社会派群像劇。昨年2月に都内の1館から上映をスタートしたが、公開後に話題作となり、全国82館まで拡大して上映された。

【岡本玲コメント】
 役者をはじめた頃から「いつか賞を獲れるような役者になりたい」と願いすぎて辛い時期がありました。なかなか映画界との縁に恵まれず、オーディションも落ち続け、そんな事を願いもしなくなっていた時、この「茶飲友達」に出会いました。

 自分が評価されたいという気持ちよりも、作品に携わる人々が「少しでも笑顔で幸せに過ごせるように、この作品に出会ってよかったと思ってもらえるように」という一心で、撮影時だけでなく、準備期間も、公開後も作品に全力投球しました。みんなのおかげで、役柄と同じように、スタッフ・キャスト全ての関係者の方を家族のように感じることができました。

 そのような思い入れのある作品で、夢見ていた最優秀主演俳優賞というものをいただけて、心から嬉しく思います。

 作品への愛情や周りの人達との関わり合いがいかに大切かを、今しみじみと感じています。これからも愛をもって人としっかり向き合いながら芝居の道を探究していきたいです。
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