チョコプラ長田 妻と子供が能登半島地震で被災「1人でパニック。何にも判断できない」

2024年01月11日 20:05

芸能

チョコプラ長田 妻と子供が能登半島地震で被災「1人でパニック。何にも判断できない」
チョコレートプラネットの長田庄平 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の長田庄平(43)が11日までに配信されたコンビのYouTubeチャンネルで、妻が能登半島地震で被災したことを明かした。
 長田は冒頭に「とんでもない年始」と切り出し「私の嫁さんの方が能登で。輪島の方ではないですけど、真ん中らへんで年末から子供と一緒に帰ってた。俺は1日まで仕事だったので、それ終わりで向こうに行こうかなと思ってた」と、妻と子供が能登半島地震に襲われたことを明かした。

 長田は東京で車の移動中だったため、地震が起こったことを知らなかったが、家に帰宅してニュースで知った。妻の実家は目の前が海という場所にあり「うわぁ…ってなって」と血の気が引いた。妻からは「高台に避難できた」と連絡があり安どしたものの「何がどこでいいのかわからない」と長田はパニック状態だった。

 その後、長田はニュースをチェックしながら過ごしていたが、頻繁に起こる余震に「これはもうどうしようかなと思って…。どうにもできへんし」と不安が募った。心配する一方で連絡を取り合うとバッテリーの問題もよぎり電話なども控えていた。

 そして「これはもうダメだ。車で行こうと思って」と、石川県に向かう決意を固めた。しかし、妻からは「そこはすごいですね。母としてしっかりしてるなと思った。“今来たらダメだ”って」と、2次被害などの危険性を訴えられたという。「俺はテンパってるからさ」と、妻の冷静さに救われたことを振り返った。

 妻や子供たちは親戚の家がある金沢市へと避難できた。それでも長田は「1人でパニック。何にも判断できない。1人で何もできない。悶々としながら」と落ち着くことができなかった。その間、募金することも頭をよぎったが「被災者側かもしれん。実家とか。その時は大丈夫だったけど、余震とかで倒れたら…」と、いろんな考えが頭を駆け巡った。

 冷静になりつつあった長田の下に悪いニュースが飛び込んできた。食料と水を買い込んで妻のもとへ向かおうとした矢先、京都にいる自身の妹から「お母さんが肺炎で倒れて入院した」という連絡が入った。すぐに命を脅かすような状況でもなかったが、妻に連絡すると「それはもう。こっちはそんな緊急じゃないから、京都に行ってあげて」と伝えられたため、次の日の朝一に京都へ向かったことを明かした。

 度重なる出来事に「人ってそうなったらよくわからへん。行動って。1時間ぐらいスーパーでウロウロしてた」と振り返り「とりあえず1人でいるのが嫌でさ。人がいるところに行こうってなって、スーパーに行って。でもスーパーで別にやることなくてウロウロしてて」と語った。
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