春風亭柳枝らによる復興支援「能登応援落語会・チャリ亭」発足 桂宮治ら豪華メンバーが一肌脱いだ
2024年01月13日 14:40
芸能
オークションも行われ、入場料とともに義援金として、全額被災地に寄付される。
柳枝は「師匠方にお願いの電話をしているのですが、皆さん即答でお受けしますと言ってくださいました。今のところ誰ひとり拒否した人がいません。ノーギャラなんですけれども、むしろ声を掛けてくれてありがとうと言ってくれて、涙が出る思いでした。噺家は立派なんだなと思いました」と感謝を口にした。
金額の目標については「200万円」と設定。入場料150万円にオークションでは50万円の売り上げを見込む。小燕枝が「オークションで50万円ですか?」と驚きの声を上げると、小痴楽が「足りなかったらポケットマネーで」と一言。江戸っ子ならではの粋な発言で会場を沸かせた。
今回はスピード感を重視し10公演を発表したが、今後も「チャリ亭」としての追加公演をしていく。柳枝は「私たちが番頭をやるのはこれで最後になるかもしれませんが、チャリ亭というタイトルをそのままに誰かが引き継いで、いろいろな会場で会が続けばいいなというのが今のプランです」と願いを込めた。