ハラミちゃん　47都道府県ツアーの最終公演にタケカワユキヒデがサプライズ登場　活動5周年の今年も意欲

　YouTubeを中心に活動しているピアニストのハラミちゃん（年齢非公表）が13日、東京ガーデンシアターで、自身初の47都道府県全てを巡るピアノツアーの最終公演を行った。 　昨年4月から「鉄道旅行」をコンセプトに駆け抜けた集大成のライブには、ロックバンド「ゴダイゴ」のタケカワユキヒデ（71）がサプライズ登場し「銀河鉄道999」を熱唱。ハラミちゃんは「今できる全てを詰め込んだライブ。終わっちゃうのが嫌だ！」と充実の表情を見せ、総動員数約5万人を記録したツアーを華やかに締めくくった。

　47都道府県の“終着駅”に現れたスペシャルなゲストに、会場が沸いた。コンセプトにちなみ、各会場の1曲目にテーマ曲として演奏してきた「銀河…」。本編終盤で再度イントロが流れると、舞台袖からスタンドマイクを持ったタケカワが走って登場した。ハラミちゃんも笑顔を見せ、鍵盤をより力強く叩く。ハラミちゃんは「ご本人ですよ！？老若男女愛される名曲をありがとうございます」と感極まり涙。タケカワは「やってきてしまいました！楽しかったです！」と満面の笑みを見せた。

　今回のツアーは、「『特急ハラミ号』に乗ってみなさんの街にピアノを弾きにいきます！」という思いが込められている。元々ハラミちゃんは「ぜひタケカワさんにファイナルに来てほしい、と妄想していた」と明かし、昨年出演をオファー。快諾だったといい、「リハーサルでは私のソロの時に近づいてきてくれて、本当に人柄が素敵。本当にありがたい」と語った。

　ライブでは「愛は勝つ」「アイドル」など全20曲を披露。最後には活動5周年となる今年、5つのコンセプトを盛り込んだライブの第1弾「ハラミちゃん音祭り　2024」の開催を発表。「47都道府県では全員を喜ばせてきたけど、次はそれぞれの世代の方の満足度をあげるようなライブをしてみたい。また進化した自分に出会えたら」と力を込めた。