橋下徹氏 松本人志の裁判争点、文春サイドの出方は?「そこが攻防戦になる」ポイントを解説
2024年01月13日 22:21
芸能
一方、週刊文春編集部は「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまいります」とコメントを発表している。
一連の報道について、橋下氏は「被害を訴えている方がいることを前提に言えば、松本さんに偏る話は良くないですけど、僕は松本さん側にきちっと弁護士ついて法的なアドバイスをきちんとされているのか、すごく疑問なんですよ」と首をかしげた。
橋下氏は名誉毀損での裁判になった場合について言及。「名誉毀損の裁判って、仮に週刊誌が報道したことが真実じゃなくても、真実だと信じるだけの相当な理由があるという、“真実相当性”と言うんですけど、きちんと取材を尽くしていれば、たとえ真実じゃなくても名誉毀損にならない」。文春サイドが報じた内容が、性加害の有無ではなく、性被害を訴えている女性がいて、その女性の証言だとした。
橋下氏自身も、過去に文春との間で裁判を行ったことがあり、和解が成立したケースもある。「文春もよく分かってる。“性加害があったと我々は報じていません。そういうことを訴えている女性がいます。いますよね?実際いますでしょう?”ということで、文春は言ってくる」と、文春サイドの主張を予測。「これは崩そうと思うと、訴えている女性がいるという記事じゃなくて、“どう見たって性加害があると断定した記事だろう?”という、一般人の読み方基準というんだけど、そこが攻防戦になる」と見通した。
ゲストで元宮崎県知事の東国原英夫氏からは、「それは取材に基づいて、“被害とされる女性が言ったことを、そのまま書いただけですよ”というので、これでセーフになったら、書かれた側はイメージを払拭するためには、何をすればいいのかな?」と疑問が飛んだ。
橋下氏は「文春が、女性が言ったものを垂れ流しをしているだけだから責任を負わない…それがおかしいのはその通り」と返答。「ここは裁判所も詰めて、1人の女性だけじゃなく、複数の女性(の証言)を併せながら判断していくと思う」と推測した。