高嶋政宏 祖先は郷土料理の考案者?「ことあるごとに父が何度も話していた」 その真実とは
2024年05月06日 20:41
芸能
その中で政宏は、祖母はるさんのルーツについて聞いていることを明かした。「元々、(結婚前は)“齋藤はる”で、おばあちゃんのお父さんなのかな?齋藤三平さんという方が、粕汁なのか、みそ汁にサケが入った三平汁の考案者だったと、小さいころから聞かされた」。三平汁は北海道の郷土料理で、サケやニシン、タラなど塩や麹に漬けた魚を、大根やニンジン、ジャガイモなどとともに煮立てたもの。政宏は、その考案者が祖先だったと言い聞かせられていたという。
番組が取材したところ、齋藤三平は19世紀中盤から後半にかけて活躍。南部藩を脱藩した後、当時蝦夷地と呼ばれた北海道の開拓に携わった人物だった。しかし、専門家によると、三平の活躍前からサンペイという料理が存在していたといい、「つじつまが合いません」とされた。
番組では、はるさん誕生のいきさつまで紹介。高嶋は「三平汁は盛った話だったんだなって。ことあるごとに父が“お前、知ってるか?”って、何度も話していたんで」と苦笑い。それでも、「ただ、父は信じていたんじゃないですかね」としみじみ語っていた。