斎藤知事の今後の“選択肢” 元東京都副知事・青山氏「3つしかないんですが、そのうち2つを選ぶことも」

2024年09月19日 09:11

芸能

斎藤知事の今後の“選択肢” 元東京都副知事・青山氏「3つしかないんですが、そのうち2つを選ぶことも」
フジテレビ Photo By スポニチ
 元東京都副知事の青山やすし明大名誉教授が19日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。斎藤元彦兵庫県知事(46)の疑惑告発文書問題について言及した。
 県議会各会派は、きょう19日に開会する9月議会で補正予算案を審議し、成立後の午後に不信任決議案を採決する。不信任案を提出後に各会派が賛成の立場で討論し、採決は夕方以降となる見通し。可決は確実な情勢で、斎藤氏は辞職・失職か議会解散の選択を迫られる。

 斎藤氏は18日、報道陣に「まずは県民の皆さんの暮らしを支える補正予算案をしっかり審議いただき、成立させることが大事だ」と述べた。その上で「今の状況を招いていることに責任を感じるが、4年間の任期の中で県政を進めることが私の責任の果たし方だ」と続投する意向を示している。

 不信任案の可決は議員3分の2以上が出席した上で、出席議員の4分の3以上の賛成が必要。可決の場合、10日以内に議会を解散しなければ失職する。斎藤氏が解散を選んだら県議選が行われ、改選後の議会で3分の2以上が出席し、過半数が賛成すれば不信任決議が成立。議会から通知を受けた時点で失職する。

 青山氏は、斎藤氏の今後の選択肢について「3つしかないんですけれども」と、辞職、議会解散、失職を挙げ、「そのうち2つを選ぶという方法もあります。つまり、第一に議会を解散し、解散した後に本人も辞職するということができますので、そうなると選挙管理委員会が決めることですけれども、2つの選挙が同時に行われるという可能性もあります」と解説した。


◇兵庫・斎藤知事告発文書の疑惑7項目
(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任
(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い
(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた
(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った
(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた
(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた
(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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