大泉洋 大学演劇時代の舞台で語り草のハプニング「あふれ返っちゃって、とんでもない数が…」

2024年09月19日 20:40

芸能

大泉洋 大学演劇時代の舞台で語り草のハプニング「あふれ返っちゃって、とんでもない数が…」
大泉洋 Photo By スポニチ
 俳優の大泉洋(51)が、19日放送のテレビ朝日系「あいつ今何してる?2時間SP」(後7・00)にゲスト出演し、大学の演劇研究会時代の逸話を明かした。
 2浪の末、札幌市の北海学園大に進学。大学では演劇研究会に入った。そこで森崎博之、安田顕、戸次重幸、音尾琢真らと出会い、後に演劇ユニット「TEAM NACS」が結成される。

 番組では、現在も存在する演劇研究会を取材。すると、大泉が当時、公演のパンフレットの協賛スポンサーを募るため、電話で営業などをしていた当時のメモ書きが残っていた。

 大泉らが在籍していた時代の定期公演は、動員数が驚異的だったという。現役部員は「学生演劇でありながら、動員数が600人とか800人、1000人近い数を動員していたと聞いて、私たちでは考えられない」と明かした。

 VTRを見た大泉は「本当にありがたいこと」と懐かしんだ。「当時、あんまりお客さんが入らないから、チケットが日にち指定でもないんですよ」。大泉らの予想をいい意味で裏切るように、会場には観客が殺到したという。「最終的にはあふれ返っちゃって、とんでもない数が並んでるんですよ」と振り返った。

 大泉が3年生で、卒業公演を迎える時には、ちょっとしたハプニングが。その日も会場に入れなかった客もいたといい、演出を担当していた後輩から懇願されたという。「“大泉さん、最終日、(入れなかった客が)帰ってくれない。どうしても見たいって、お客さんが帰ってくれない”と。“最終日だから、1回見たお客さんがいっぱいいる。そのリピーターに帰ってもらえないか。俺が言っても聞かないけど、大泉さんだったら聞いてくれるんじゃないか”と。そう言われると、嫌な気持ちはしない」。既に客席を埋めていたリピーターの客に、大泉が自らステージへ出て説得するよう求められたという。

 「“大変申し訳ないんですけど、1回見た方は帰っていただけませんか?”って言ったの」。すると、目の前の客席には見覚えのある顔が。「目の前に俺の兄貴がいたの。俺の兄貴、2回目だったの」。そう言って笑わせつつ、「“まずは僕のお兄さん、帰ってもらえませんか?”って。“兄貴、2回目なんで…”って。そしたら、“分かった”って、兄貴が前(舞台上)に出てきて、大拍手ですよ。“兄は昨日見てますんで、今から函館に帰ります”って」と明かした。

 兄の潔さが呼び水になったようで、それを見た他のリピーターも、次々と手を上げて帰ってくれたという。「それで、待っていた人たちはみんな入れて」と話していた。

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