「SHOGUN」主演女優賞アンナ・サワイ 芸能界の入り口は365日の特訓「母の教えがすべて」
2024年09月21日 23:16
芸能
ニュージーランド生まれの日本人。10歳の時に父親の仕事の関係で日本に移り、2004年にミュージカル「アニー」の主人公役に抜てきされた。そのきっかけは、母だったという。「母がアンナに合うものを調べていたら、『アニー』のオーディションの情報が出てきたので、受けたら合格して」と振り返った。
母の教育は、そのままサワイの人生訓になっている。「母の教えがすべてですよね。努力すれば何かが実るし、みんながやっていないことをやりたいなら、みんなが遊んでいる時にちゃんと練習しなさいと言うタイプだったので」。
芸能界への入り口となった「アニー」は、実はオーディションに1度、落選していた。「アニーのミュージカルも1回目は受けて落ちて」。その時に生きたのが、母の教えだった。「それで次の1年間、本当に365日、学校が終わったら家に帰って、発声練習を自分でやってというのを続けたら、翌年アニーになったので。その時に、母が言うようにやっていれば、こうやってちゃんと目標を達成できるんだなと思った」と感謝した。
演じた戸田鞠子は、細川ガラシャをイメージさせる役どころ。劇中ではなぎなたを扱う。役作りのため猛特訓していたそうで、「10カ月間、ほぼほぼ誰かと遊びに行ったりもしないで、割と引きこもって撮影に挑んでいた」と、ストイックな役作りを打ち明けた。