高市早苗氏、深センの邦人男児刺殺事件で中国の反日教育に言及「SNS上で日本人学校に対する憎悪…」
2024年09月22日 10:27
芸能
地元紙、深セン特区報(電子版)は20日、警察が「偶発的な事件」と判断したと報じたが、制服で登校する地元児童と違って私服の日本人児童は容易に見分けが付くため、日本側では容疑者が日本人児童を狙ったとの見方が強まっている。政府関係者は、男児の家族と容疑者は面識がないとみており、個人的な恨みが動機の可能性も低そうだ。6月に江蘇省蘇州で日本人母子らが中国人の男に切り付けられた事件の際も、中国政府は「偶発的な事件」と判断している。
フジテレビ政治部長で解説委員の松山俊行氏が「今回の事件、動機は現時点で不明ですけれども、事件が発生した日が満州事変のきっかけとなった柳条湖事件の日と同じだったということで、背景に中国の中での反日教育みたいなものがあるのではないかという指摘もあります。このあたりはどう見ますか?」と質問。
高市氏は「それは確実にそう思いますし、それからSNS上で日本人学校に対する憎悪の書き込み、動画といったものがずっと氾濫していたんですね、ここ数年間。これを削除するように恐らく外務省から要請していただいているんだろうと思いますが、そういったものが大きなきっかけになったと私は思っております。6月の事件にしても今回の事件にしても個人による偶発的な事件で済まされるものじゃないですね」と自身の考えを述べた。
番組には、石川県での大雨に対応するために欠席した林芳正官房長官を除く8氏が生出演。ほかに田村憲久政調会長代行が林氏の推薦人代表として出演した。