SAM TRF大ブレークも「全くうれしくなかった」ワケ デビュー曲聞いて「3人でトボトボうなだれ」
2024年09月22日 12:40
芸能
「僕らは当時、ヒップホップダンサーだったので、テクノとかユーロビートは邪道だったんです。“えー!”みたいな感じでびっくりして、3人で固まって“あぁ…はい”って。その帰りも3人でトボトボうなだれて帰って。“どうする?やる?やめる?”みたいな。“一応、仕事としてやっておこうか”みたいな」とデビュー曲を聞いて、女性メンバーのETSU、CHIHARUとともにショックを受けていたことを明かした。
それでも、TRFはデビューすると大ヒットを記録することに。一躍人気グループとなる。SAMは「売れましたね」と苦笑しつつ「だけど全くうれしくなかったです」と本音をもらした。
「初めて『survival dAnce』で1位をとったんです。事務所中、ワーって盛り上げるんです。僕ら3人は自分たちの手柄じゃないっていうか、小室さんとボーカルのYU-KIちゃんの手柄で売れたなって。“俺たち何もしてないよな”って、全くうれしくなかった。何なら俺たちいる意味あるかな、ぐらいな感じだった、当時」とした。
当時はまだダンサーがいるユニットへの理解もなかったといい、「当時よかったのがファーストコンサートをやった時に、僕らがソロを踊るじゃないですか、ピンスポットが来ないんです。真っ暗なんです。しょうがないから小室さんに言って“何とかしてください”って。小室さんが照明の人に“SAMたちのソロはミュージシャンでいったらギターソロと一緒。ピンスポットは必ずあげてね”って言ったらくるようになった」と回顧。「そういうのを1個1個作り上げていって、ダンサーの地位を変えていったという感じでしたね」と話した。