浜田敬子氏 総裁選候補者9氏の旧統一教会“全員スルー”に「誰がなっても改革なんかできるのかなと」

2024年09月22日 13:55

芸能

浜田敬子氏 総裁選候補者9氏の旧統一教会“全員スルー”に「誰がなっても改革なんかできるのかなと」
東京・赤坂のTBS社屋 Photo By スポニチ
 フリージャーナリストの浜田敬子氏が22日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。2013年の参院選前に当時の安倍晋三首相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)会長らと自民党本部で面談していたとされる報道について言及した。
 朝日新聞が17日付朝刊で、安倍氏と当時の会長の徳野英治氏らが党本部の総裁応接室で並んで写った写真を掲載。岸田文雄首相は同日、事実確認に否定的な考えを示した。官邸で記者団から調査するかと問われ「国会でたびたび説明してきた。今の段階で付け加えることはない」と語った。一方、旧統一教会は「当時の状況について申し上げることはない」とした。

 これらを受け、17日夜放送のTBS系「news23」では、総裁選(27日投開票)の候補者9氏に、キャスターを務めるフリーの小川彩佳アナウンサーが「ご自身が総裁になった場合に教団との関係について何らかの再調査を行う、という方がいらしたら挙手をお願いします」と聞くも、1人も手を挙げることはなく、SNSでは「かなりの驚き」「背筋が凍った」といった声があふれていた。

 浜田氏は、自民党が総裁選のプロモーション動画に「日本を、新しい未来へ」というキャッチコピーがつけたことに触れ「ものすごく過去のことというか、裏金問題や旧統一教会もなかったことのようにして“新しい未来”というように塗り固めてるなと、印象操作をしているなという感じがします」と言い、「どの候補も刷新とか改革という言葉を使っているのが非常に空疎に聞こえるんですよね」と自身の受け止めを述べた。

 そして、「1つは旧統一教会問題も“再調査しない”と言っている。でも、これまで自民党が言ってきた“組織的関与がない”“安倍総理は亡くなっているので調査に限界がある”と言っていた前提が崩れてきたわけですよね、写真という証拠が出てきたことによって。しかも萩生田さんとか、同席している議員もいるということで、調査しようと思えばできるわけですよね。というところも、しようとしない」と指摘。

 さらに「裏金問題にしても、最初は結構厳しいことを言っていた候補の方も今どんどんトーンダウンしていますよね。それはやっぱり議員票を意識してなのか。高市さんにいたっては、“推薦人の中に裏金議員、処分を受けている人もいますよね”と指摘されると、“私は新聞に載るまで誰が推薦人になっているのか知らなかった”とまで言っている。そんなことがあるのかと。そんなことも調査をしないで裏金問題をきちんと解決できるのかということすら思っていて、本当にこのメンバーで誰がなっても改革なんかできるのかなということは思います」と自分の見解を述べた。

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