フジ三宅正治アナ 12年半前に「めざまし」キャスター就任で考えたこと「そこでフリーになってます」

2024年09月22日 15:23

芸能

フジ三宅正治アナ 12年半前に「めざまし」キャスター就任で考えたこと「そこでフリーになってます」
フジテレビの三宅正治アナウンサー Photo By スポニチ
 フジテレビの三宅正治アナウンサー(61)が22日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(月曜前7・00)に出演。12年半前の「めざましテレビ」のメインキャスター就任時に考えたことを明かした。
 この日は同局の朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)でメインキャスターを今月27日をもって卒業する三宅アナ、三宅アナの同期でエンタメコーナーのキャスターを務める軽部真一アナウンサー(61)、さらに三宅アナの後任を務める伊藤利尋アナウンサー(52)が出演。さまざまなトークを繰り広げた。

 1985年にフジテレビ入社した三宅アナはスポーツ実況や「すぽると!」のメインキャスターを経て、2012年「めざましテレビ」メインキャスターに就任。今月27日で12年以上務めた「めざましテレビ」を卒業する。現在はエグゼクティブアナウンサーとなっている。

 三宅アナはスポーツから情報番組のメインキャスターに転身したことについて「びっくりはするけど、自分の中では50歳手前だったわけよ。スポーツをずっと27年間やってきて、たいがいのことはしてきたの。オリンピックで金メダルの実況もできたし、いろいろな頂点のものをやらせてもらって、さあ、これから10年どうしようと思うところ。続けていけるかどうかもわからない、特にスポーツ中継なんて当然衰えるから。これはどうすればいいものかというところにちょうどその話が来たの」と経緯を説明。「これはもしかしたらチャンスを与えてもらったんじゃないかな、っていうのがまず最初にはあった」と話した。

 ただ「後から考えると、そこには大塚(範一)さんという大黒柱がいる。大塚さんが育ててきたあの看板番組を俺がメインキャスターとして引き継ぐ、その重みを考えた時に、とてつもないプレッシャーが…」と苦笑。「これからは君がそのプレッシャーを背負わけだけど」と伊藤アナに話を振ると、「それはホント分かります。三宅さんが卒業する時のリリースで“安どしました”ってコメントされていて、そう思うだろうなっていうのも分かる」と納得していた。

 1994年にスタートした「めざましテレビ」は30周年を迎えた。軽部アナが「三宅的に言うと、いつまでやるだろうと考えていた?」と聞くと、三宅アナは「僕はね、50歳になって『めざましテレビ』をやれ、と言われました。その時にフジテレビに対する最後のご恩返しだと思った。だから、会社から“やめ”と言われるまでは自分から辞めることは絶対にしない。会社に“お疲れさま、もういいですよ!”と言われたら辞めようと思った。53歳の時に辞めろと言われたら、そこでフリーになってます。それは最初から、『めざましテレビ』を始めた時に心の中に決めていたこと」と明かした。

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