IU、100公演達成に感激…驚きのプレゼントや1000台のドローンショーも「力尽きるまで歌う」
2024年09月23日 15:00
写真=EDAMエンターテインメント
歌手のIUが、ソウル・ワールドカップ競技場で100回目の単独コンサートを開催した。
IUは9月21日と22日の2日間、ソウル・ワールドカップ競技場で「2024 IU HEREH WORLD TOUR CONCERT ENCORE:THE WINNING」を行った。今回の公演で彼女は、6ヶ月間展開したワールドツアーのフィナーレを華やかに飾った。
彼女は3月、ソウル松坡(ソンパ)区KSPO DOME(オリンピック体操競技場)にて、今回のツアーの幕を開けた。これを皮切りに、アジア、ヨーロッパ、米州地域を含む18都市でUAENA(IUのファンの名称)と近くでコミュニケーションを取った。今回のアンコールコンサートは、「勝利のために走ってきた旅の最後の章」という意味で、グローバルツアーをすべて終えて帰ってきた彼女の姿を見ることができると期待が高まった。
さらに、この日のステージのためだけに「Bye Summer」という楽曲をギターを弾きながら初披露し、注目を集めた。同曲は「Love wins all」の作曲家ソ・ドンファンが作曲した。IUは、共同作曲者として参加し、単独で作詞を手掛けたという。
22日の公演には、意義深い瞬間もあった。単独コンサート開催100回目をワールドカップ競技場で迎えたのだ。彼女は、サプライズで登場した大型ケーキを前に感想を述べ、会場を埋め尽くした観客と多くのスタッフの祝福と拍手喝采に喜びを表した。“公演の女神”と呼ばれる彼女がこれまで積み重ねてきた活動を称える貴重な時間となった。
続けて「百日祝いで百日を数えたことはあるけど、100回目の公演を数えてくれるのは、ある意味、親の気持ち以上の愛情かもしれない。初めてそれを発見した人は誰なのか、その方の顔も名前も知らないけど、その方に本当の親に感謝するような気持ちを感じた。私をどれほど愛して見守ってくださる方なのか分からないけれど、おかげで知ることができた。今日9月22日の上岩アンコールコンサートの最終公演が100回目の公演だということを」として笑顔を見せた。
本公演中に上空を彩った1,000台のドローンショーから、IUのフライングまで、広大なステージを背景にユニークな舞台演出が目を引いた。「Shh..」のステージでは、フィーチャリングで参加した歌手パティ・キム、Roller Coasterのチョ・ウォンソン、NewJeansのヘインをはじめ、多くの先輩・後輩女性ミュージシャンたちが写真でスクリーンに登場した。IUは今回のステージのために彼女たちの肖像に関する許可を取ったことを明かし、「生きていく中で、インスピレーションを与えてくれた女性アーティストの方々を尊敬し、感謝している」と話した。
今回のアンコールコンサートは、女性ミュージシャンとして上岩ワールドカップ競技場で公演を開催する最初の女性ソロ歌手という点で注目を集めた。また、彼女は2022年に「2022 IU CONCERT 『The Golden Hour : オレンジの太陽の下で』」を開催し、韓国でソロアーティストとして初めてソウルオリンピック主競技場のステージに立った。これにより、IUは韓国の大型スタジアムで公演を開催した初の女性アーティストのタイトルを持つことになった。